産業用リモート通信のさらなる応用

プラント、マシン、モバイルアプリケーションへの効率的なリモートアクセス。

概要

新しい要件は新しいアプローチに:都市化、グローバル化、人口増加、そして気候変動のメガトレンドは、従来の遠隔サービスと遠隔制御ソリューションを超える、新しい分野の発展の原動力となっています。


新しい伝送技術と無線規格により可能になる高帯域通信が、今まで以上に大きな伝送を可能にします。帯域幅を最大限に消費するアプリケーションの場合、新しいモバイル無線ルーター製品ファミリのSCALANCE Mが使用されています。

UMTS SCALANCE M875ルーターの主な特長

  • セキュリティ機能内蔵(ファイアウォールおよびVPN IPSec)

  • 無線伝送のための堅牢なダイバーシティアンテナ

  • 公共交通機関で使用するための承認取得(EN50155準拠)

  • -30℃~+75℃の拡張温度範囲


詳細

これらの技術を使用して、産業用リモート通信の新しいアプリケーションは、以下の分野に利用されています。

  • 運送:(例)電車からのビデオ送信

  • 発電:(例)風力発電所の状態監視

  • 配電:(例)スマートグリッド管理

  • ビル管理:(例)建物の監視


列車からのビデオ伝送:


UMTS SCALANCE M875ルーターの高い帯域幅により、乗員室からリアルタイムのビデオ転送(ビデオ監視)が可能になり、乗員の安全性を高めることができます。すべての車両のリアルタイムビデオデータをデータセンターにて監視し、処理されます。また、券売機のデータ接続、自動車の技術情報監視(テレメトリー)を含むインフォテイメントサービスとインターネット接続の搭載、といったさらなるサービスが可能です。

風力発電所の状態監視:


近年の風力発電所はどんどん大きくなり、それに従って効率も絶えず増加しています。途切れのない状態監視により、可用性が向上し、同時にメンテナンスコストを削減します。モバイル無線ルーターSCALANCE Mにより、データ量の増加にも関わらず、機械部品からのすべてのサービスメンテナンス情報をタイムリーかつ効率的な方法で送信することができます。

スマートグリッド管理:


また、スマートグリッド管理の分野では、リモートネットワーク製品(プライベートおよびパブリック経由のリモート通信、異種ネットワークに対応)が使用されています。ディストリビューションとローカルネットワーク局は、ますます自動化および相互接続化されています。各ステーションのステータスデータを連続して測定し、SCALANCE M875により、1つまたは複数の中央制御センターへの送信帯域幅を最適化します。

ビル監視:


特別なセキュリティを必要とする不動産、工場、建物をシームレスに監視することは、非常に困難な作業です。新しいUMTSルーターは、アクセス制御のためのデータインターフェース、イベント制御された個別の画像伝送、そしてビデオカメラとオンライン監視を可能にするなど、中央集中型のビル監視における新たな可能性を開きます。

利点

帯域幅の増加、可用性の高さ、そしてコスト削減により、常に広がり続けるリモートネットワークを介したリモート通信により、多くの新しいソリューションの概念がもたらされます。シーメンスは、産業用遠隔コミュニケーションにより遠隔制御、遠隔サービス、さらにリモートアプリケーション用に全範囲のコンポーネントやシステムを提供しています。

このページの情報はお役に立ちましたか?