SIMATIC WinCC (TIA Portal) エンジニアリングソフトウェア

再定義されたHMIエンジニアリング

概要

TIA(Totally Integrated Automation)ポータルのSIMATIC WinCCは、制御、ビジュアライゼーション、ドライブソリューションの開発と構築の一貫したエンジニアリング環境を提供する新統合エンジニアコンセプトの一部を構成します。このエンジニアリングフレームワークはソフトウェア開発のマイルストーンであり、TIAコンセプトの一貫したさらなる発展を意味します。

TIAポータルのWinCCは、ベーシックパネルを使用したシンプルなオペレーションソリューションからPCベースのマルチユーザシステム、SCADAアプリケーションに至るまで、あらゆるHMIアプリケーション分野に適応するソフトウェアです。

SIMATIC WinCC V7は、Plant Intelligenceソリューションや二重化アーキテクチャといったより複雑なアプリケーションに利用可能です。WinCCオープンアーキテクチャは、Windows以外のプラットフォームも含め、固有のカスタマイズ要求が高いソリューションにも対応します。

利点

  • 最新のソフトウェア技術に基づく革新的構築インターフェース

  • ユーザー定義可能なオブジェクトとフェースプレートの包括的ライブラリ装備

  • グラフィック構築と大量データを処理する構成ツール装備


デザインと機能

長年エンジニアリングの標準として設定されてきたWinCC flexibleと比較すると、SIMATIC S7コントローラなど発展したTIAコンポーネントをオートメーションソリューションの一部とすることにより構築の効率性が向上してきました。TIAポータルのSTEP7との完全な相互作用は、複数のエントリを防ぎ、常に一貫したデータ管理を保証します。ソフトウェアプロダクトが統合されたエンジニアリングフレームワークはすべてのシェア機能、スクリーン表示を標準化します。

ユーザはインテリジェンス搭載の簡単操作を可能にするエディタまたは共通のデータベースから恩恵を受けることができます。これらは、最高の透過性と完全な一貫性を保証します。
再利用性はソリューションの品質を向上させながら、エンジニアリングに要する時間と労力を削減します。開発とテストを重ねてきた既存のエンジニアリングと同じほどソフトウェアを再使用して習得した知識を拡張することができます。包括的なライブラリは、シングルオペレータコントロールからビジュアライゼーションソリューション全域に至る新しいプロジェクトに使用することができます。

エンジニアリングフレームワークで完璧な相互作用

TIAポータルのソフトウェアエディタは共通のレイアウトおよびナビゲーションに基づいてデザインされています。ハードウェア、ロジックプログラミング、周波数変換器のパラメータ化あるいはHMIスクリーンのデザインにおいて、同じデザインのエディタ環境ーのため、時間とコストを削減し簡単で使いやいデザインに設計されています。機能、プロパティ、ライブラリは自動的に内容に応じた最も使いやすい表示に切り替わります。

効果的な構築に適したインテリジェントツール

SIMATIC WinCCは、構成タスクを容易にするためにルーティンタスクおよび洗練されたツールと機能のためのウィザードを開発者に提供します。開発者は非常に短時間でコスト効果の高い実際的なソリューションを実行できます。

ライブラリとフェースプレートによる構築

TIAポータルのライブラリのコンセプトは、供給されたプログラムやフェースプレートに限定されず、多様なエンジニアリングオブジェクトから成る容易に再使用可能なユーザ固有のライブラリを作成できます。これは、様々なマシンや工場の完全な構築を一つの中央サーバー上に保存することを可能にします。
実績があるプロジェクトデータや前バージョンのプロジェクトを含む開発済みのコンポーネントは、いつでも再使用できます。こうして実証されたエンジニアリングの品質は、最初にテストされたプログラムから未来のプロジェクトへ伝達されて行きます。

エンジニアリングー多言語性、拡張性、継承性確保

特有のカスタマイズスクリプト統合、多言語アプリケーション構築、WinCC flexibleプロジェクト移行、またはテキストと大量データのインポートおよびエキスポート、これらすべてにつき、WinCCエンジニアリングソフトはオープン性、柔軟性かつ継承性確保を実現します。

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